みこしを担ぐ側と、乗る側を体験した人

アサヒビールの社長、瀬戸雄三氏の本(私の履歴書)です。

課長時代は本社は伏魔殿だと言いますが、社長になってからは沢山の仕事を自分のこだわりなく進んだ様子が書かれています。

大企業の神輿をかつぐ側の足の踏み合いと、神輿に乗った側の違いが読み取れます。
「月給取りになったらアカン」このタイトルの通り、志によって社長になったものの、それを担ぐ社員が月給取りばかりといういう喜劇というか、皮肉、悲劇?、絶望的な状況にカナエデはため息をついてしまいました。
文章から読み取るに、ご本人は気づいていないようですが。。。(もしも諫言居士がいたらどうなるのだろうかと、カナエデは考えてしまいます。)

瀬戸雄三 アサヒビール社長 

 

月給取りになったらアカン―私の履歴書

月給取りになったらアカン―私の履歴書